可食部率 計算ツール
食材の総重量と廃棄率を入れるだけで、実際に食べられる可食部の重量をその場で計算。逆に「必要な可食部量」から買うべき総重量も逆算できます。 皮・芯・骨を含めた誤差を減らし、栄養計算や食材の発注量の目安に使えます。
実際に食べられる量(可食部)255g可食部率 85%(廃棄率 15%)/ 捨てる部分 約45g
つまり:300gの食材は、廃棄率15%を差し引くと、 実際に食べられるのは約255g(全体の85%)です。残りの約45gは皮や芯などで捨てる計算になります。
くわしい計算の内訳(参考)
| 廃棄率 | 15% |
|---|---|
| 可食部率(100 − 廃棄率) | 100 − 15 = 85% |
| 総重量(買った重さ) | 300 g |
| 可食部の重さ(総重量 × 可食部率 ÷ 100) | 300 × 85 ÷ 100 = 255 g |
| 捨てる部分の重さ | 45 g |
※ 廃棄率は食品ごと・個体差・調理法で前後する目安です。プリセットや早見表の値は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」の代表値に基づきますが、 実際の重さは食材の状態や下処理の仕方で変わります。本ツールは概算であり、栄養計算・発注量の参考としてご利用ください。
食材別「廃棄率と可食部」早見表(概算)
代表的な食材の廃棄率と、総重量300gで買ったときに実際に食べられる量の目安です。 廃棄率は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」の代表値に基づきます。
| 食材 | 廃棄率 | 可食部率 | 300g中の可食部 |
|---|---|---|---|
| キャベツ | 15% | 85% | 約255g |
| 玉ねぎ | 6% | 94% | 約282g |
| にんじん | 3% | 97% | 約291g |
| じゃがいも | 10% | 90% | 約270g |
| ブロッコリー | 35% | 65% | 約195g |
| とうもろこし(生) | 50% | 50% | 約150g |
| バナナ | 40% | 60% | 約180g |
| えび(殻つき) | 50% | 50% | 約150g |
| あさり(殻つき) | 60% | 40% | 約120g |
| 鶏もも肉(骨つき) | 40% | 60% | 約180g |
※ 概算。廃棄率は個体差・季節・下処理の仕方で前後します。数値は目安としてご利用ください。
そもそも「可食部率」とは?
可食部率とは、食材のうち実際に食べられる部分が占める重量割合のことです。 反対に、皮・芯・種・骨・へた・殻など捨てる部分の割合を廃棄率と呼び、 可食部率と廃棄率を足すと必ず100%になります。
スーパーで買う食材は皮や骨を含んだ「総重量」で売られていますが、 レシピや栄養計算で必要なのは食べられる部分の重さです。可食部率を使うと、この差を正しく見積もれます。
計算式
- 可食部率(%)= 100 − 廃棄率(%)
- 可食部の重さ = 総重量 ×(100 − 廃棄率)÷ 100
- 捨てる部分の重さ = 総重量 × 廃棄率 ÷ 100
- 必要な総重量 = 必要な可食部量 ÷(100 − 廃棄率)× 100(買う重さの逆算)
こんなときに便利
- 栄養計算:成分表は可食部100gあたりの値。総重量ではなく可食部で計算すると誤差が減ります。
- 食材の発注・買い物:「料理に200g使いたい」から、廃棄率を見込んで買うべき重さを逆算できます。
- 食費・食品ロスの把握:捨てる部分の重さが見えると、ロスや原価のイメージがつかめます。
よくある質問
- 可食部率・廃棄率とは何ですか?
- 可食部率は食材のうち「実際に食べられる部分」が占める重量割合(%)、廃棄率は皮・芯・骨・へた・殻など「捨てる部分」が占める割合(%)です。両者を足すと100%になります(可食部率=100−廃棄率)。たとえば廃棄率15%のキャベツなら、可食部率は85%です。
- 可食部の重さはどう計算しますか?
- 「総重量 ×(100 − 廃棄率)÷ 100」で求めます。たとえば総重量300gで廃棄率10%の食材なら、300 ×(100−10)÷100 = 270g が食べられる部分、残り30gが捨てる部分です。本ツールは入力するだけでこの計算と、必要量からの逆算(買うべき重さ)も行います。
- 廃棄率の数値はどこで分かりますか?
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」に、食品ごとの廃棄率の代表値が掲載されています。本ツールのプリセットや早見表もこれに基づく目安です。ただし廃棄率は個体差・季節・下処理の仕方で前後するため、あくまで概算としてご利用ください。
- 栄養計算にそのまま使えますか?
- 成分表の栄養価は通常「可食部100gあたり」で示されるため、買った総重量ではなく可食部の重さを使うのが正確です。本ツールで可食部量を出してから栄養計算に使うと、皮や骨を含めてしまう誤差を減らせます。ただし表示はすべて目安であり、診断や厳密な栄養指導の代わりではありません。
出典・計算の根拠
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」— 食品ごとの廃棄率・可食部の定義(廃棄部位の例も収載)。
- 可食部の定義式:可食部の重さ = 総重量 ×(100 − 廃棄率)÷ 100。可食部率 = 100 − 廃棄率(成分表の廃棄率の定義より)。
廃棄率は食品・個体・調理法で前後するため、本ツールの結果はいずれも概算です。 栄養計算・発注量の参考としてご利用いただき、厳密な栄養指導や診断の代わりにはなりません。