ガソリン税 計算ツール
給油所の表示価格を入れるだけで、その中に含まれる揮発油税・地方揮発油税・石油石炭税・消費税の内訳を 1リットルあたりと給油量ぶんで概算します。価格に占める税金の割合や、税金にかかる消費税(タックス・オン・タックス)も一目で分かります。
つまり:1リットル175円のガソリンのうち、約72.5円(約41%)が税金です。 残りの約102.5円が、原油代やガソリンスタンドの経費などの本体部分。40L給油すると、支払う約7,000円のうち 約2,900円が税金という計算になります。
くわしい計算の内訳(参考)
| 1Lあたり価格(税込) | 175.0 円 |
|---|---|
| 本体価格(原油代・流通経費など・税抜から各税を引いた残り) | 102.5 円 |
| ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税・53.8円/L) | 53.8 円 |
| 石油石炭税(地球温暖化対策税0.76円/Lを含む) | 2.8 円 |
| 消費税(10%)(上の税も含んだ価格にかかる=二重課税) | 15.9 円 |
| 税金合計(1Lあたり) | 72.5 円 |
| 給油量 | 40 L |
| 支払総額(税込) | 7,000 円 |
| うち税金の合計 | 2,900 円(約41%) |
※ ガソリン税(揮発油税48.6円+地方揮発油税5.2円=53.8円/L)・石油石炭税2.8円/Lは2025年時点の固定額です。 本体価格は「税込価格から各税を逆算した残り」で、実際の原油代・スタンド経費の内訳とは異なります。 消費税率や税率の特例(補助金・トリガー条項など)で実際の負担は変わるため、本ツールは概算です。
店頭価格別「1Lあたり税金の内訳」早見表(概算)
当分の間税率(53.8円/L)・消費税10%を前提に、店頭価格のうち本体部分と税金部分がいくらになるかの目安です。 ガソリン税(53.8円)と石油石炭税(2.8円)は価格が変わっても固定で、消費税ぶんだけが価格に応じて増えます。
| 店頭価格(税込) | 本体価格 | 税金合計 | 税の割合 |
|---|---|---|---|
| 160円/L | 88.9円 | 71.1円 | 約44% |
| 170円/L | 97.9円 | 72.1円 | 約42% |
| 175円/L | 102.5円 | 72.5円 | 約41% |
| 180円/L | 107.0円 | 73.0円 | 約41% |
| 185円/L | 111.6円 | 73.4円 | 約40% |
| 190円/L | 116.1円 | 73.9円 | 約39% |
※ 概算。本体価格は税込価格から各税を逆算した残りで、実際の原油代・流通経費の内訳とは異なります。補助金やトリガー条項が適用される時期は実際の負担が変わります。
ガソリンにかかる税金のしくみ
ガソリンの価格には、本体(原油代やガソリンスタンドの経費など)のほかに、いくつもの税金が上乗せされています。 大きく分けると次の3種類です。
ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)
一般に「ガソリン税」と呼ばれるのは、国税の揮発油税(48.6円/L)と地方税の地方揮発油税(5.2円/L)を合わせた53.8円/Lです。これは1リットルあたりの固定額で、価格が上がっても下がっても変わりません。 この53.8円は「当分の間税率(旧暫定税率)」を含んだ額で、本則税率だけだと28.7円/Lになります。
石油石炭税
- ガソリンには石油石炭税が2.8円/Lかかります。
- このうち0.76円/Lは「地球温暖化対策のための税(温対税)」ぶんです。
- こちらも1リットルあたりの固定額です。
消費税(税金にもかかる)
消費税は、上のガソリン税・石油石炭税を含んだ価格全体にかかります。 つまり「税金にも消費税がかかっている」状態で、これをタックス・オン・タックス(二重課税)と呼びます。 本ツールでは、この消費税ぶんも分けて表示しているので、二重課税の大きさを確認できます。
よくある質問
- ガソリン代のうち、税金はどれくらいですか?
- 1リットルあたり、ガソリン税(揮発油税48.6円+地方揮発油税5.2円=53.8円)と石油石炭税2.8円が固定でかかり、さらにこれらを含んだ価格に消費税10%がかかります。店頭価格175円/Lなら、おおよそ7〜8割ではなく約半分弱(約45〜48%前後)が税金という計算になります。価格が高いほど消費税ぶんが増えるため、税の割合もわずかに上がります。
- 「ガソリン税」と「揮発油税」は違うものですか?
- 一般に「ガソリン税」と呼ばれているのは、国税の揮発油税(48.6円/L)と地方税の地方揮発油税(5.2円/L)を合わせた53.8円/Lのことです。本ツールでもこの2つを合算して「ガソリン税」と表示しています。これは当分の間税率(旧暫定税率)を含んだ額で、本則税率だけだと28.7円/Lになります。
- なぜ税金に消費税がかかるのですか?
- 消費税は、ガソリン税や石油石炭税を含んだ販売価格全体に対してかかります。つまり「税金に税金がかかっている」状態で、タックス・オン・タックス(二重課税)と呼ばれて議論になることがあります。本ツールでは、この消費税ぶんも内訳として分けて表示しています。
- 本体価格がマイナスと出るのはなぜですか?
- 入力した店頭価格が、1Lあたりにかかる税金(ガソリン税+石油石炭税+消費税)の合計を下回ると、原油代などの本体部分が計算上マイナスになります。現実にはあり得ない価格なので、価格が正しいか確認してください。実際のガソリンは1Lあたりおよそ140〜200円程度で取引されています。
出典・計算の根拠
- 揮発油税法・地方揮発油税法:揮発油税48.6円/L+地方揮発油税5.2円/L=53.8円/L(当分の間税率を含む)。本則税率は計28.7円/L。
- 石油石炭税法(石油石炭税及び地球温暖化対策のための課税の特例):ガソリン2.8円/L(うち温暖化対策税0.76円/L)。
- 消費税法:課税標準は個別消費税(ガソリン税等)を含んだ対価の額。よって消費税はガソリン税・石油石炭税を含んだ価格にかかる。
- 経済産業省 資源エネルギー庁「ガソリン税」解説ページ。
本ツールは税込の店頭価格から各税を逆算して内訳を出す概算です。税率は2025年時点の固定額に基づきます。 補助金・トリガー条項・税制改正により実際の負担は変わるため、正確な税額は最新の法令・公的情報をご確認ください。