法人税 計算ツール
会社の課税所得(所得金額)を入れるだけで、国税の法人税本体と地方法人税をその場で概算。 資本金1億円以下の中小法人なら、年800万円以下の軽減税率15%にも対応しています。
つまり:所得800万円に対して、法人税本体は約120万円。 中小法人なので、800万円以下の部分は軽減税率15%です。 これに地方法人税を足した国税の合計は約132万3,600円(所得に対して約16.5%)です。
くわしい計算の内訳(参考)
| 課税所得(所得金額) | 8,000,000 円 |
|---|---|
| 軽減税率15%の部分(年800万円以下の所得) | 8,000,000 円 × 15% = 1,200,000 円 |
| 標準税率23.2%の部分(年800万円を超える所得) | 0 円 × 23.2% = 0 円 |
| 法人税本体(百円未満切捨て) | 1,200,000 円 |
| 地方法人税(法人税額×10.3%) | 123,600 円 |
| 国税の合計(法人税+地方法人税) | 1,323,600 円 |
| 所得に対する負担率(概算) | 約16.5% |
※ 本ツールは国税(法人税本体+地方法人税)の概算です。実際の納税額には別途、法人住民税・法人事業税・特別法人事業税(地方税)がかかり、各種税額控除・繰越欠損金・軽減税率の適用除外(適用除外事業者)などで前後します。 所得金額は会計上の利益に税務調整を加えた金額で、利益とは一致しません。具体的な申告は税理士・税務署にご確認ください。
所得別「国税(法人税+地方法人税)」早見表(概算)
課税所得ごとに、中小法人(年800万円以下15%の軽減税率あり)と大企業(一律23.2%)で、 国税の合計(法人税本体+地方法人税)がいくらになるかの目安です。
| 課税所得 | 中小法人 | 大企業 |
|---|---|---|
| 500万円 | 約82万7,200円 | 約127万9,400円 |
| 800万円 | 約132万3,600円 | 約204万7,100円 |
| 1,000万円 | 約183万5,300円 | 約255万8,900円 |
| 2,000万円 | 約439万4,300円 | 約511万7,900円 |
| 5,000万円 | 約1,207万1,200円 | 約1,279万4,800円 |
| 1億円 | 約2,486万6,000円 | 約2,558万9,600円 |
※ 概算。国税(法人税本体+地方法人税)のみで、法人住民税・法人事業税などの地方税は含みません。
法人税のしくみ
法人税は、会社(法人)の1事業年度の所得金額(課税所得)に税率をかけて計算する国税です。 所得金額は、会計上の利益(税引前利益)に、税務上の調整(益金・損金の加減)を加えた金額で、利益とぴったり同じではありません。
税率(令和7年4月1日現在)
- 普通法人(大企業):所得の全額に標準税率23.2%。
- 中小法人(資本金1億円以下など):年800万円以下の部分は軽減税率15%、800万円を超える部分は23.2%。
- 地方法人税:上で求めた法人税額に10.3%をかけた国税。法人税と一緒に申告・納付します。
中小法人の軽減税率の例
たとえば中小法人で課税所得が1,000万円のとき、800万円までは15%、残り200万円は23.2%。 法人税本体は 800万円×15% + 200万円×23.2% = 約164万6千円。これに地方法人税(×10.3%)を足したものが国税の合計です。
注意点
- 地方税は別途:実際の会社の税負担には、法人住民税・法人事業税・特別法人事業税(地方税)が加わります。
- 軽減税率が使えない場合:資本金5億円以上の大法人に完全支配される子会社や、過去3年平均所得15億円超の「適用除外事業者」は、800万円以下でも15%を使えません(19%)。
- 赤字なら法人税本体はゼロ:所得がマイナス(欠損)の事業年度は、原則として法人税本体はかかりません(住民税の均等割などは別)。
よくある質問
- 法人税はどうやって計算しますか?
- 法人税は「課税所得(所得金額)×税率」で計算します。所得金額は会計上の利益に税務上の調整(益金・損金の加減)を加えた金額です。普通法人の標準税率は23.2%ですが、資本金1億円以下などの中小法人は、年800万円以下の部分に軽減税率15%が適用されます。本ツールはこの区分で法人税本体を概算します。
- 「中小法人」と「大企業」の違いは何ですか?
- ここでの中小法人は、おおむね資本金1億円以下の普通法人(資本金5億円以上の大法人に完全支配されている等の場合を除く)を指します。中小法人は年800万円以下の所得に15%の軽減税率が使えますが、大企業(資本金1億円超など)は所得の全額に標準税率23.2%がかかります。
- 地方法人税とは何ですか?
- 地方法人税は、法人税額に10.3%をかけて計算する国税です(令和元年10月1日以後に開始する事業年度)。地方交付税の財源として国に納め、後で地方へ配分される仕組みです。名前は「地方」ですが、納める先は国で、法人税の申告と一緒に納付します。
- この金額が会社の税金の総額ですか?
- いいえ。本ツールは国税(法人税本体+地方法人税)の概算だけです。実際にはこれに加えて、法人住民税・法人事業税・特別法人事業税(いずれも地方税)がかかります。会社が負担する税金の合計(実効税率ベース)は、規模や自治体によりますが所得のおおむね30%前後になることが多いです。正確な額は税理士・税務署にご確認ください。
出典・計算の根拠
- 国税庁「No.5759 法人税の税率」(令和7年4月1日現在法令等)=普通法人23.2%、中小法人の年800万円以下15%の軽減税率。
- 地方法人税法=地方法人税の税率10.3%(令和元年10月1日以後に開始する事業年度)。
- 税額の端数処理は百円未満切捨て(国税通則法に基づく申告納税の慣行)として概算。
本ツールは国税(法人税本体+地方法人税)の概算です。法人住民税・法人事業税・各種税額控除・繰越欠損金・軽減税率の適用除外などは反映していません。実際の申告・納税額は税理士・税務署にご確認ください。