排気量 計算ツール

シリンダーの内径(ボア)・行程(ストローク)・気筒数を入れるだけで、 内燃機関の総排気量を cc とリットルでその場で計算します。1気筒あたりの排気量や、 日本の軽自動車区分(660cc以下)に収まるかの判定も表示します。

公開: 2026-06-28/更新: 2026-06-28・運営: 暮らしの計算ツール

総排気量1,998cc=約 2L / 1気筒あたり 499.6cc

つまり:内径86mm・行程86mmのシリンダーを4本積んだエンジンの総排気量は1,998cc(約2L)です。総排気量が660ccを超えるので、日本の区分では軽自動車(660cc以下)には当たりません。

くわしい計算の内訳(参考)

内径(ボア)86mm
行程(ストローク)86mm
1気筒の排気量(π/4 × 内径² × 行程 ÷ 1000)π/4 × 86² × 86 ÷ 1000 = 約499.6cc
気筒数4気筒
総排気量1,998cc(約2L)
日本の軽自動車区分(総排気量660cc以下)660cc超(軽自動車枠外)

※ 本ツールはレシプロ(往復ピストン)式エンジンの排気量=行程容積を求める概算です。 表示は計算上の値で、メーカー公称の排気量とは端数処理の都合でわずかに差が出ることがあります。 ロータリーエンジンや電気自動車には当てはまりません。軽自動車の区分は排気量のほか車体寸法などの条件もあります。

排気量の計算式

排気量(行程容積)は、ピストンが1往復で押しのける円柱の体積です。 内径と行程を mm で入れたとき、1気筒あたりの排気量は次の式で cc になります。

「÷1000」は単位換算です。内径・行程を mm で計算すると体積は mm³ になり、 1cc=1cm³=1000mm³ なので 1000 で割って cc にそろえています。

代表的なエンジン諸元の早見表(概算)

車格ごとの代表的なボア×ストローク×気筒数から計算した総排気量の目安です。 実車の数値は車種によって異なります。

区分内径×行程×気筒数総排気量
軽自動車 直3(660ccクラス)64×68.2mm × 3気筒658cc(約0.66L)
コンパクトカー 直4(1.3Lクラス)73×79.6mm × 4気筒1,333cc(約1.33L)
ミドル 直4(1.5Lクラス)73×89.5mm × 4気筒1,498cc(約1.5L)
セダン 直4(2.0Lクラス)86×86mm × 4気筒1,998cc(約2L)
SUV 直4(2.5Lクラス)87.5×103.6mm × 4気筒2,492cc(約2.49L)
上級 V6(3.5Lクラス)94×83mm × 6気筒3,456cc(約3.46L)

※ 概算。理論上の行程容積で、メーカー公称排気量とは端数処理の都合で数cc程度ずれることがあります。

よくある質問

排気量とは何ですか?どうやって計算しますか?
排気量(行程容積)は、エンジンのピストンが1往復で押しのける空気・燃料の体積の合計です。シリンダー1本ぶんは「π/4 ×(内径mm)²×(行程mm)÷1000」でcc(=cm³)になり、これに気筒数をかけると総排気量になります。たとえば内径86mm・行程86mm・4気筒なら、1気筒約499cc×4=約1998ccです。
内径(ボア)と行程(ストローク)の違いは何ですか?
内径(ボア)はシリンダーの直径、つまりピストンの太さです。行程(ストローク)はピストンが上死点から下死点まで動く距離です。ボアが大きいほど高回転向き、ストロークが長いほど低速トルク重視といった特性の傾向がありますが、排気量そのものはこの2つと気筒数だけで決まります。
計算した排気量とメーカー公称値が少しズレるのはなぜですか?
本ツールは円柱の体積として理論値を計算します。実際の公称排気量は端数の丸め方が各社で異なるため、数cc程度の差が出ることがあります。たとえば計算上1998ccでも、カタログでは2000ccと表記される、といった具合です。おおよその目安としてお使いください。
660ccや2000ccなど、排気量で何が変わりますか?
日本では総排気量660cc以下(かつ規定の車体寸法内)が軽自動車に区分され、税金や車検の扱いが異なります。また自動車税は排気量の区分(〜1000cc、〜1500cc…)で税額が変わります。排気量はエンジンの大きさの目安であると同時に、税・区分にも関わる基本的な数値です。

出典・計算の根拠

本ツールはレシプロ式エンジンの理論排気量を求める概算です。実際のカタログ値・税区分の最終的な扱いは、 車種ごとの公称諸元や所管の規定をご確認ください。ロータリーエンジンや電気自動車には当てはまりません。

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