平均購入単価(ドルコスト)計算ツール
投資信託・株・外貨・金などを複数回に分けて違う値段で買ったとき、 1単位あたりの平均購入単価をその場で計算します。各回の単価と数量を入れるだけ。 総額÷総数量の加重平均で求め、ドルコスト平均法(定額積立)の効果の確認にも使えます。
つまり:全部で300口を合計48万円で買ったので、 ならすと1口あたり約1,600円で買ったことになります。 これは「買った金額の合計 ÷ 買った数量の合計」で出した平均で、安いときに多く買えていれば 平均単価は下がります(ドルコスト平均法の効果)。
くわしい計算の内訳(参考)
| 1回目(単価 2,000円 × 100口) | 200,000 円 |
|---|---|
| 2回目(単価 1,600円 × 100口) | 160,000 円 |
| 3回目(単価 1,200円 × 100口) | 120,000 円 |
| 購入数量の合計 | 300 口 |
| 購入金額の合計 | 480,000 円 |
| 平均購入単価(総額 ÷ 総数量の加重平均) | 約1,600 円/口 |
| (参考)単価をそのまま平均した値(数量を考えない単純平均。本来の平均単価とは別物) | 1,600 円/口 |
※ 平均購入単価は「総購入金額 ÷ 総購入数量」で求める加重平均です。 各回の単価を単純に平均した値とは一致しません。手数料・為替・税金(運用益には通常約20.315%)・分配金の再投資は含めていません。 本ツールは概算であり、特定の金融商品の推奨ではありません。
毎回1万円ずつ買うと平均単価はどうなる?(例)
価格が動く同じ銘柄を、毎回1万円分ずつ3回買ったケースです。 安いときは多くの口数、高いときは少ない口数を自動的に買うことになり、 平均購入単価が単価の単純平均より下がる様子が分かります。
| 回 | 単価(1口) | 買えた口数 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 10,000円 | 1口 | 10,000円 |
| 2回目 | 5,000円 | 2口 | 10,000円 |
| 3回目 | 20,000円 | 0.5口 | 10,000円 |
| 合計 | — | 3.5口 | 30,000円 |
※ 概算。この例の平均購入単価は約8,571円/口で、 単価をそのまま平均した約11,667円より低くなります。手数料・税金は含みません。
平均購入単価の考え方
同じものを何回かに分けて、そのつど違う値段で買うと、「自分は結局いくらで買ったことになるのか」が 分かりにくくなります。これを1単位あたりに直したものが平均購入単価です。
計算式はシンプル
- 各回の金額 = 単価 × 数量
- 平均購入単価 = 金額の合計 ÷ 数量の合計
ポイントは、単価をただ足して割る(単純平均)のではなく、買った数量で重みづけすること。 たくさん買った回の単価ほど、平均に強く効きます。
ドルコスト平均法との関係
毎回「同じ金額」で買い続けると、安いときは口数を多く、高いときは少なく買うことになります。 その結果、平均購入単価が下がりやすいのがドルコスト平均法(定額購入法)です。 つみたて投資でよく使われる考え方ですが、ずっと値上がりが続く相場では一括購入が有利になることもあり、 リスクをならす手法であって、もうけを保証するものではありません。
使いどころと注意
- 取得単価の確認に:複数回買った銘柄の「自分の買値」をざっくり把握できます。
- ナンピンの判断材料に:買い増しで平均単価がどう動くか試算できます。
- 手数料・税金は別:実際の取得単価には手数料が乗り、売却益には税金(通常約20.315%)がかかります。
よくある質問
- 平均購入単価はどうやって計算しますか?
- 「これまでに払った金額の合計 ÷ 買った数量の合計」で求めます。たとえば1口1,000円で100口、1口800円で100口買ったなら、(100,000+80,000)÷(100+100)=900円が平均購入単価です。各回の単価をそのまま平均する(1,000と800で900)のとは結果が一致することもありますが、回ごとに買う数量が違うと一致しません。数量で重みづけした加重平均になります。
- ドルコスト平均法(定額積立)だとなぜ平均単価が下がりやすいのですか?
- 毎回「同じ金額」で買うと、価格が安いときは自動的に多くの口数を、高いときは少ない口数を買うことになります。結果として安い局面で多く仕込めるため、各回の単価の単純平均よりも平均購入単価が低くなりやすい、という性質があります。これがドルコスト平均法(定額購入法)のねらいです。ただし右肩上がりの相場では一括購入のほうが有利になることもあり、万能ではありません。
- 単価の単純平均と何が違うのですか?
- 単純平均は各回の単価をただ足して回数で割った値で、買った量を考えません。実際にあなたが負担した1単位あたりのコストは、買った数量で重みづけした加重平均(総額÷総数量)です。多く買った回の単価ほど平均に強く効きます。本ツールは加重平均を主役に表示し、参考として単純平均も併記します。
- 手数料や税金は含まれますか?
- 含まれていません。本ツールは入力した単価×数量だけで計算する概算です。実際の取得単価には購入手数料や為替コストが上乗せされ、売却時には運用益に通常約20.315%の税金がかかります。証券会社の取引報告書に表示される取得単価とは差が出ることがあります。
出典・計算の根拠
- 平均購入単価 = 総購入金額 ÷ 総購入数量(数量で重みづけした加重平均)。会計・投資で用いられる 取得原価の平均化の基本式。
- ドルコスト平均法(定額購入法)の定義:金融庁「つみたてNISA」関連資料・投資教育コンテンツで説明される、 毎回一定額を買い付けて購入単価を平準化する手法。
- 運用益の税率:金融庁・国税庁「上場株式等の配当・譲渡益等」(所得税15.315%+住民税5%=合計20.315%)。
本ツールの計算結果は概算です。手数料・為替・税金・分配金の再投資は含まれず、 証券会社が表示する取得単価とは差が出ることがあります。投資判断はご自身でリスクを確認のうえ行ってください。