学資保険 vs つみたて投資 比較ツール
子どもの教育資金を学資保険で貯める場合と投資(つみたて)で貯める場合を、 同じ毎月の積立額・年数で比べます。最終額がいくら違うか、そして元本保証か変動かの リスクの差まで、その場で確認できます。
つまり:毎月1万円を18年間、合計216万円積み立てると、 学資保険(返戻率104%)なら満期に約224万6,400円、 投資(年利5%想定)なら約349万2,020円になる見込みです。 この前提では投資のほうが約124万5,620円多くなりますが、 投資は相場次第で減ることもあり、学資保険のような元本保証はありません。
注意:学資保険は契約時に受取額がほぼ確定し元本割れしにくい一方、 投資の金額はあくまで想定利回りどおりに増えた場合の目安で、相場次第で大きく増減します。 上の金額だけで優劣は決まりません。
くわしい内訳(参考)
| 払込総額(自分が出すお金の合計) | 2,160,000 円 |
|---|---|
| 学資保険の満期受取額(払込総額 × 返戻率) | 2,246,400 円 |
| うち増えた分(受取額 − 払込総額) | + 86,400 円 |
| 投資の最終額(毎月積立を年利で複利運用した概算) | 3,492,020 円 |
| うち増えた分(運用益。元本以外に増えた分) | + 1,332,020 円 |
| 投資 − 学資の差(プラスなら投資が多い) | + 1,245,620 円 |
※ 税金・手数料・配当再投資の細かな扱い・保険の保障価値(払込免除など)は反映しない概算です。学資保険の返戻率は商品・契約年齢・受取方法で異なり、投資の結果は相場で 大きく変動します。実際の検討は保険の設計書や証券会社のシミュレーションでご確認ください。
毎月いくらで18年積み立てると、どれくらい差がつく?(概算)
学資保険の返戻率を104%、投資の想定利回りを年5%として、18年間積み立てたときの最終額の目安です。条件を変えたい場合は上の シミュレーターで調整してください。
| 毎月の積立 | 払込総額 | 学資(104%) | 投資(年5%) | 差(投資−学資) |
|---|---|---|---|---|
| 5,000 円 | 1,080,000 円 | 1,123,200 円 | 1,746,010 円 | + 622,810 円 |
| 10,000 円 | 2,160,000 円 | 2,246,400 円 | 3,492,020 円 | + 1,245,620 円 |
| 15,000 円 | 3,240,000 円 | 3,369,600 円 | 5,238,030 円 | + 1,868,430 円 |
| 20,000 円 | 4,320,000 円 | 4,492,800 円 | 6,984,040 円 | + 2,491,240 円 |
| 30,000 円 | 6,480,000 円 | 6,739,200 円 | 10,476,061 円 | + 3,736,861 円 |
※ 概算。投資の金額は想定利回りどおりに増えた場合の目安で、相場次第で増減します。 税金・手数料は含みません。
そもそも学資保険とは?
学資保険は、子どもの教育費(とくに大学の入学・在学費用)にそなえて、毎月決まった 保険料を払い込み、満期や進学のタイミングでまとまったお金を受け取る貯蓄型の保険です。 いちばんの特徴は、契約時に受け取れる金額がほぼ決まっていること。さらに、保険料を払う 契約者(多くは親)が途中で亡くなった場合に、その後の保険料が免除されても満期金は 受け取れる「払込免除」という保障がついている商品が一般的です。
一方で、近年は低金利の影響で返戻率は103〜105%前後と高くありません。途中で解約すると 払った額を下回る(元本割れ)こともあり、長く続ける前提の商品です。
投資(つみたて)で貯めるとどう違う?
同じ毎月の積立を、学資保険ではなく投資信託などのつみたて投資にまわす方法です。 長期・分散・積立で運用すると、過去の実績では年3〜5%程度のリターンが期待でき、 学資保険より大きく増える可能性があります。NISAを使えば運用益が非課税になる利点もあります。
ただし投資に元本保証はありません。相場が下がれば資産も減り、ちょうど学費が必要な 時期に下落していると、想定より少ない金額しか用意できないこともあります。 学資保険のような払込免除の保障もありません。
向いている人の目安
- 学資保険が向く:確実に教育資金を確保したい/自分で運用するのは不安/親に万一が あったときの保障も兼ねたい。
- 投資が向く:長期で増やすことを優先したい/相場の変動を受け入れられる/ NISAなどで非課税メリットを使いたい。
- 両方使う:必要最低限を学資保険で確保し、余裕分を投資で増やす、という分け方も 多く使われます。
よくある質問
- 学資保険と投資、結局どちらが教育資金に向いていますか?
- 「増やしやすさ」だけなら、長期で見れば投資(つみたて)のほうが期待リターンは高くなりやすいです。ただし投資は元本保証がなく、必要な時期に相場が下がっている可能性があります。学資保険は受取額がほぼ確定し、契約者が亡くなった場合に以後の保険料が免除されるなどの保障もあります。確実性を重視するなら学資保険、増やしたいなら投資、と性格が違うため、両方を組み合わせる人も多いです。
- 返戻率(へんれいりつ)とは何ですか?
- 払い込んだ保険料の合計に対して、満期などで戻ってくるお金の割合です。返戻率104%なら、払った額の1.04倍が戻ります。近年の学資保険は103〜105%前後が中心で、保障を厚くした商品では100%を下回る(元本割れする)こともあります。本ツールでは『満期受取額=払込総額×返戻率』で概算しています。
- 投資の利回りは何%で計算すればいいですか?
- 全世界株式などに長期・分散・積立で投資した場合の過去実績から、目安として3〜5%前後で試算する人が多いです。ただしこれは将来を保証する数字ではなく、年によってはマイナスになります。本ツールは毎月の積立を年利で複利運用した『年金終価』で計算しており、税金・手数料は考慮していません。実際はNISAなどを使うと運用益が非課税になる一方、商品によっては信託報酬などのコストがかかります。
- このツールの金額はそのまま信用していいですか?
- あくまで概算です。学資保険の返戻率は商品・契約年齢・受取方法で大きく変わり、投資の結果は相場次第で増減します。税金・手数料・配当の再投資・保険の保障価値(払込免除など)も反映していません。実際の検討では、保険会社の設計書や証券会社のシミュレーションで具体的な数字を確認してください。
出典・計算の根拠
- 金融庁「資産運用シミュレーション」「つみたてNISA早わかりガイドブック」 (長期・積立・分散投資の考え方、複利計算)
- 生命保険文化センター「学資保険(こども保険)とは」 (返戻率・払込免除など学資保険の仕組み)
- 日本証券業協会「投資の基礎知識」(リスクとリターン・元本保証の有無)
学資保険の満期受取額は「払込総額×返戻率」、投資の最終額は毎月積立の年金終価 (月複利)で算出した概算です。返戻率・想定利回りは入力値しだいで大きく変わり、 税金・手数料・保障価値は考慮していません。最新かつ正確な金額は、保険会社の設計書や 証券会社のシミュレーションでご確認ください。