ボリュームディスカウント 粗利計算ツール

仕入れ価格・定価・販売価格・販売数を入れるだけで、数量割引したときの売上・粗利益・粗利率と、定価のまま売れていた場合との差(値引きによる逸失利益)をその場で概算します。物販・せどり・卸の値引き判断にどうぞ。

公開: 2026-06-28/更新: 2026-06-28・運営: 暮らしの計算ツール

この条件で売ったときの粗利(合計)4万円1個あたりの粗利 400円(粗利率 44.4%)/ 売上 9万円

つまり:定価1,000円の商品を900円(10%引き)で100個売ると、 粗利は合計4万円になります。 定価のまま同じ数を売れていた場合より、値引き分で1万円少ない計算です

くわしい計算の内訳(参考)

仕入れ価格(1個)500
定価(1個)1,000
販売価格(1個)(値引き 100円・10%引き)900
1個あたりの粗利(販売価格 − 仕入れ価格)400
粗利率(粗利 ÷ 販売価格)44.4%
販売数100
売上(販売価格 × 販売数)90,000
粗利(合計)40,000
定価で同じ数を売った場合の粗利((定価 − 仕入れ) × 販売数)50,000
値引きによる逸失利益((定価 − 販売価格) × 販売数)10,000

※ ここでの「粗利」は売上 − 仕入れ(売上原価)のみを引いた粗利益(売上総利益)の概算です。 送料・決済手数料・販売手数料・梱包資材・人件費・広告費などは含みません。 「逸失利益」は定価で同じ数が売れていたと仮定した理論値で、実際は値引きが販売数を押し上げる効果がある点にご注意ください。

値引き率別「粗利率・逸失利益」早見表(概算)

定価1,000円・仕入れ500円・販売数100個を基準に、値引き率ごとの販売価格・粗利率・粗利(合計)・ 逸失利益の目安を並べました。割引が深くなるほど、粗利率が一気に下がるのが分かります。

値引き率販売価格粗利率粗利(100個)逸失利益
0%引き1,00050%50,0000
5%引き95047.4%45,0005,000
10%引き90044.4%40,00010,000
15%引き85041.2%35,00015,000
20%引き80037.5%30,00020,000
30%引き70028.6%20,00030,000
50%引き5000%050,000

※ 概算。仕入れ500円が固定なので、定価の半額(50%引き)まで下げると販売価格=仕入れとなり粗利は0になります。送料・手数料は含みません。

数量割引と粗利の関係をやさしく解説

数量割引(ボリュームディスカウント)は「たくさん買ってくれるなら1個を安くする」値引きです。 売り手にとっては、1個あたりの粗利(販売価格 − 仕入れ)が減るかわりに、 販売数が伸びて在庫がさばけたり、まとめ売りで手間が減ったりするメリットを狙います。

使う計算式

値引きで気をつけたいこと

よくある質問

ボリュームディスカウント(数量割引)とは何ですか?
まとめて買ってくれるお客さまに、1個あたりの価格を下げて販売することです。たとえば「10個まとめ買いで1割引」のような割引で、英語ではボリュームディスカウントと呼びます。売り手は1個あたりの利益(粗利)が減りますが、販売数が増えることで全体の利益や在庫回転を狙います。このツールは、その値引きで粗利益と粗利率がどう変わるかを概算します。
「粗利益(粗利)」と「粗利率」はどう違いますか?
粗利益(粗利)は「売上 − 仕入れ(売上原価)」で求める金額で、ここでは1個あたりなら『販売価格 − 仕入れ価格』、合計なら『それ × 販売数』です。粗利率はその粗利が販売価格に占める割合(%)で、『粗利 ÷ 販売価格 × 100』で計算します。値引きすると販売価格が下がるため、同じ仕入れでも粗利・粗利率はどちらも下がります。
「値引きによる逸失利益」とは何を表していますか?
定価のまま同じ数を売れていた場合の粗利と、値引き後の粗利の差額です。式では『(定価 − 販売価格) × 販売数』になります。ただしこれは『定価でも同じ数だけ売れた』という仮定に基づく理論上の最大値で、現実には値引きによって販売数が増える効果があるため、まるごと損失というわけではありません。
送料や手数料も含まれていますか?
含まれていません。このツールの粗利は『売上 − 仕入れ(売上原価)』だけを引いた売上総利益の概算です。実際の手残り(営業利益)を知るには、ここから送料・決済手数料・販売手数料・梱包資材・広告費などを差し引いてください。

出典・計算の根拠

本ツールの結果は概算です。粗利は売上原価のみを差し引いた売上総利益であり、送料・各種手数料・販管費・税金は含みません。値引きの最終判断はご自身でご確認ください。

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